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G20サミット、3つの約束と6つのトピック
発信時間: 2009-04-02 | チャイナネット

(4)金融監督の強化:今回の金融危機を引き起こした最も本質的な問題は銀行などの金融機関に対する監督が不足していたことだと、多くの人が考えている。今回のサミットでは、これらの機関に対する国際的な監督をいかに強化し、似たような危機が今後も出現することをいかに防ぐかが話し合われる。銀行の自己資本比率の引き上げが要求されたり、リスクをもたらす可能性のある金融機関が監視の対象となったりといった措置が考えられる。いわゆる「オフショア金融センター」や「タックスヘイブン」なども規定に従った運営が必要となる。

(5)保護主義への反対:金融危機の深刻化に従い、不況に陥った国が保護貿易主義を取り、世界貿易に悪影響をおよぼすのではないかという心配が広がっている。今回のサミットでは、貿易の開放性を維持するという約束が重ねて確認され、ドーハラウンドの協議プロセス加速が呼びかけられる見込みだ。

(6)発展途上国の支援:金融危機の打撃が最も深刻なのは、発展途上国と貧困国だ。世界銀行の予測によると、世界の貧困人口は今年、金融危機によって5300万人増えることになる。今回のサミットでは、発展途上国に資金援助を提供するという約束を守ることが参加首脳らに促されることになっている。

「人民網日本語版」2009年4月2日

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