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高速鉄道が発展、進む中心的都市の一体化
発信時間: 2009-04-02 | チャイナネット

2つの新しい旅客専用鉄道路線??河北省石家荘市と山西省太原市とを結ぶ石太旅客専用線、および安徽省合肥市と湖北省武漢市とを結ぶ合武旅客専用線が1日に営業を開始した。いずれも最高時速250キロの高速鉄道だ。これは中国鉄道網にとって、2年前に行われた第6次鉄道高速化に続く大規模な運営路線の調整でもある。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

鉄道部によると、このたびの運営路線の調整を受けて、中国鉄道の旅客輸送能力は従来に比べて10.6%増加し、一部の都市間では列車での所要時間が大幅に短縮された。

新たな運営路線により都市間の所要時間が短縮されたことに伴い、中国の各大規模経済圏の間での移動ペースが加速し、中心的都市の間での一体化がますます進んでいる。

石太旅客専用線は総延長212キロ。西部地域と華北地域とをつなぐ高速輸送ルートを構成し、太行山を横切って走り、新型高速列車27組で運行される。太原と石家荘との間を1時間で結び、従来の所要時間を4時間短縮するほか、太原と北京とを5時間短縮の3時間で結ぶ。

仕事の都合で北京-太原間をたびたび行き来する紀敏さんは「これまでは汽車に乗れば一晩で到着できたとはいえ、寝台車のチケットはなかなか買えず、長距離バスに乗るしかなかった。バスの所要時間は7時間ほどだが、渋滞に遭えば時間通りには到着しない。今では3時間で北京に着けるし、一日に何本も列車がある。まるで夢のようだ」と話す。

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