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胡錦涛主席、G20の金融危機対応で5提案
発信時間: 2009-04-03 | チャイナネット

G20金融サミットで演説する胡錦涛主席

 

主要20カ国・地域(G20)第2回会合が2日、イギリスの首都ロンドンで開催された。

中国の胡錦涛国家主席は会議で、重要な演説を行った。胡主席は冒頭で、国際金融危機は今なお広がりを見せ、深刻化しており、世界の実体経済への衝撃は日増しに顕在化し、世界経済・金融情勢は依然として複雑かつ厳しい状況にあると指摘した。また、目下の最優先課題は、世界の経済成長の回復を全力で行い、衰退の深刻化を阻止することだとした。胡錦涛主席は国際社会の金融危機の克服で5つの提案を行った。

1、 自信をより高める。

われわれには国際金融危機に対応する政策手段がある。われわれが自信を持ち、共同で努力しさえすれば、必ず難関を乗り越え目標を達成することができる。

2、協力をより強化する。

広範な代表性を備える20カ国グループは、国際社会が共同で国際金融危機を克服する上で重要かつ効果的な舞台である。われわれはさまざまな実質的な協力を大いに展開し、構造調整の加速、市場安定、成長促進、就業増加、民生改善を進め、あらゆる手段で国際金融危機による実体経済への打撃を軽減すべきである。

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