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金融危機 日本工作機械産業が中国市場に期待
発信時間: 2009-04-08 | チャイナネット

JMTBAがまとめたデータによると、2008年のJMTBAの受注金額は前年比18%減少の約1兆3千億円(約129億ドル)、今年2月は前年同月比84%減少の204億円だった。08年の中国からの受注金額は前年比19%減少の約1290億円だった。

庄野専務理事によると、08年に日本の工作機械に対する外部需要に占める中国の割合は約18%と高く、通年の輸出額は1619億円で前年比3%減少したものの、依然として高い水準を保った。

庄野専務理事は「われわれにとって、中国は引き続き非常に重要な顧客だ。この点は変わらない」と話す。

同工業会の稲葉善治副会長は「世界経済が後退しても、中国市場が他の地域に先駆けて成長することも、中国が今後世界経済のエンジン役になることも変わりはない」と話す。

稲葉副会長によると、北京で開催中のCIMTに日本のメーカーは高い関心を寄せており、今回は計46社が出展し、総展示面積は6300平方メートルに達した。

中国で毎年一度開催されるCIMTは、欧州国際工作機械展(EMO)、日本国際工作機械見本市(JIMTOF)、米国の世界工作機械展(IMTS)とともに世界の四大国際工作機械展とされる。第11回CIMTは今月6日に北京で開幕し、11日まで開催される。

「人民網日本語版」2009年4月8日

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