中国自動車工業協会が9日発表した最新統計によると、3月までに、中国が自主開発したブランドの自動車の市場シェアは3カ月連続して、第1位を保っていたという。

統計によると、3月、中国が自主開発したブランドの自動車の販売量は16万台を超え、総販売量の29%を占めている。その市場シェアは先月をやや下回ったが、依然として第1位となっている。

このほか、2009年の第1四半期、中国の自動車の生産量は256万7600台で、前年の同じ時期と比べ1.91％増加し、販売量は267万8800台で、前年の同じ時期と比べ3.88％増加した。これに対し、自動車工業協会は、「増加の原因は、政府が打ち出した自動車消費を刺激するための関連政策にある」としている。

なお、自動車工業協会は、「3月の中国の自動車販売量はやや上昇してきたが、マクロ経済情勢の影響により、中国の自動車の輸出と商用車の販売は依然として厳しい情勢に直面している」と見ている。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年4月10日