「南水北調」（中国南部の水を北部に導き、水不足解消を目指すビッグプロジェクト）中央ルートの黄河横断工事は現在、着々と進められている。現在、黄河の河床の下40メートルのところに掘削された二つのトンネルは、それぞれ1960メートルと1410メートルの地点へと伸びている。計画によると、トンネルの全長は3450メートルであり、工事は来年の3月に完了することになっている。

水を黄河の南側から北側に導くこの工事は、「南水北調」のカギとなるプロジェクトと見なされている。

「チャイナネット」　2009年4月12日