万博ウィーク開幕式では、上海万博の担当者が、観光庁の本保芳明長官と日本市民代表の山田外美さんに、日本市場初となる上海万博入場券をプレゼントした。開幕式には、江田五月・参議院議員や福田康夫・前首相、崔天凱・駐日大使、楊雄・上海市常務副市長ら政界関係者のほか、両国の経済・教育・文化など各分野を代表する若者が参加し、出席者は400人余りにのぼった。開幕式の司会は、上海万博局の洪浩・局長（上海市政府副秘書長兼任）が務めた。開幕式の終了後には、両国の若者によるフォーラム「愛する都市、愛する生活」が開かれた。

　日本では、上海万博のプロモーション活動が07年から連続3年で開催されている。今回はさらに、上海万博を紹介する写真展「上海と上海万博」などのイベントが、京浜急行線など鉄道4線と羽田国際空港で、１カ月にわたって行われることになっている。