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中国の自動車は「鉄くず」? ドイツの衝突実験で厳しい評価
発信時間: 2009-04-14 | チャイナネット

華晨のセダン車「駿捷」

 中国産自動車の欧州市場での販売が再び大きなダメージを受けた。ドイツ自動車連盟(ADAC)は3月末、中国の自動車メーカー・華晨のセダン車「駿捷」に対する衝突実験の結果を公表。衝突実験そのものの結果はまあまあだったが、横滑り防止機構とシートベルト着用アラーム装置の不備のため、「駿捷」の評価は星ゼロ個となった。「北京商報」が伝えた。

 ADACの公式サイトによると、「駿捷(BS4)」は前面衝突実験(時速64キロ、オフセット40%)で9ポイント(16ポイント満点)、側面衝突実験で13ポイント(18ポイント満点)を獲得した。合計22ポイントとなった「駿捷」だが、シートベルト着用のアラーム装置が不足していたために0点という結果となった。

 欧州の自動車衝突安全テスト「ユーロNCAP」は今年2月、評価基準をより厳しくする調整を行い、能動的安全装置への要求を引き上げた。新たな規則によると、横滑り防止機能とシートベルト着用アラーム装置を欠く「駿捷」は0点となる。従来の規則であれば、22ポイントは三つ星(17-24ポイント)に属する点数だ。

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