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「ボアオ」、アジア諸国の危機対応に良い機会
発信時間: 2009-04-16 | チャイナネット

パキスタン駐中国大使のマスッド・ハーン氏は13日の記者会見で、国際金融危機の状況下で、博鰲アジアフォーラムはアジア諸国が共に対策を話し合う良い機会となると述べた。パキスタンのザルダリ大統領は、4月17日から19日に海南省ボアオで開かれる博鰲アジアフォーラム2009年度会議に出席する。

マスッド・ハーン氏は、近年、博鰲アジアフォーラムは世界的なフォーラムとなってきていると話す。危機に直面している今、自信が極めて重要となる。まもなく開催されるフォーラムはこれらの自信を保つのに絶好の機会となるだろう。パキスタンは、アジア諸国が持つ能力、資源はアジアだけでなく世界的な戦略構想にも有益となると考えている。

マスッド・ハーン氏は、ザルダリ大統領は今回のフォーラム参加に大変意欲的だと語る。今会議は金融危機だけでなく、地域貿易や長期投資などを含む各分野の発展潜在力にも着目する。

またマスッド・ハーン氏は二国間貿易について言及し、中パ貿易の発展を賞賛した。「2008年の世界貿易は金融危機の影響を受けたが、パ中貿易は影響を受けておらず貿易額は70億ドルに達した。われわれの目標は2011年の二国間貿易額を150億ドルまで拡大することで、われわれは長い道を歩んでいく必要がある」と述べた。

さらにマスッド・ハーン氏は、両国の協力は成功の軌道に乗り発展していると話し、パキスタン国民議会の議長が4月末に中国を訪問することを明かした。そのほか、青年代表団100名も「中国をより理解する」というテーマで今月末に中国を訪問するという。

「チャイナネット」2009年4月16日

 

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