温家宝総理は17日、海南省のリゾート地三亜市で、博鰲（ボアオ）アジアフォーラムに出席したベトナムのグエン・タン・ズン首相、イランのダボウディ第1副大統領、ミャンマーのテイン・セイン首相、モンゴルのサンジャー・バヤル首相とそれぞれ、会談した。

温総理はグエン・タン・ズン首相と会談した際、「世界金融危機にもかかわらず、去年両国の貿易額は8％伸びて、協力による大きな潜在力があることが分かった」と述べた。

また、ダボウディ第1副大統領と会談した際には、「イランは毎年開催されるボアオ・アジアフォーラムに参加している。中国はイランとの友好協力関係を重視する」と述べた。

テイン・セイン首相との会談では「世界金融危機はアジア経済に衝撃を与え、今回の会議が自信回復に有利に働くよう期待する」と語った。

サンジャー・バヤル首相との会談では「今年はモンゴルとの国交樹立60年で、フォーラムを契機として両国関係のレベル・アップを推進する」と語った。

「中国国際放送局　日本語部」2009年4月18日