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日本の自動車メーカー、上海モーターショーに大きな意気込み
発信時間: 2009-04-20 | チャイナネット

コンセプトカー「Mazda清(きよら)」

 厳しい経済危機にもかかわらず、海外自動車メーカーの中国市場での業績は依然として良好だ。専門家によると、中国の自動車市場の規模は今年、米国を抜いて世界トップに踊り出ると見られる。21日に開幕する上海国際モーターショーには日本の自動車メーカー各社も大きな意気込みをかけている。「中国新聞網」が伝えた。

 トヨタは今回、最強の陣営でモーターショーに登場する予定だ。出展のテーマは「環境、安全、未来」。一汽豊田・広汽豊田・レクサスとも手を携え、約50台を出展することになっている。展示台数と展示スペースの規模はこれまでで最大だ。またトヨタは今回、自動車の未来の可能性と先端技術を表現するコンセプトカー5車種を出展する。リチウムイオン電池を搭載した電動車「FT-EV」、水素をエネルギーにした燃料電池ハイブリッド車「FCHV-adv」、外部の電源から充電できるプラグインハイブリッド車「Hi-CT」など、環境保護分野でトヨタが持つ先端技術を十分に示すものとなりそうだ。

 マツダは今回、まもなく中国に上陸する「Mazda MX-5」、アジア初公開のコンセプトカー「Mazda清(きよら)」、鳴り物入りでの発売まもない「Mazda6睿翼」など7車種12台を携えての登場となる。マツダはこの1年、中国で良好な業績を上げた。08年年間販売の伸びは前年比26%に達し、中国自動車市場全体の成長率7%を大きく上回った。発表されたばかりの09年第1四半期の業績でも昨年同期比22%増を達成。中国市場参入の01年以来で第1四半期最高の売り上げを記録した。

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