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中国経済に8%成長が可能な5つの根拠
発信時間: 2009-04-20 | チャイナネット

国務院発展研究センター金融研究所の夏斌・所長はこのほど、金融危機が世界に与える影響力の大きさについて、「過去に例を見ないほどのもの」との認識を示した。だが夏所長によると、政策措置がきちんと実行され、措置の調整がすばやく効果的であれば、「中国が安定的な成長を維持することは今年も可能であり、8%成長の実現にも希望が持てる」。夏所長はこの根拠として以下の5つを挙げた。

(1)農業という堅固な土台

農業は土台となる要素だ。中国の穀物生産は昨年、史上最高となり、5年連続の大豊作を実現した。このことは、緩和された貨幣政策を実施して危機に対応することや物価の基本的な安定を維持することに対して、良好な物質的土台となる。

(2)高い財政力

財政収入は昨年下半期から下がり続けているものの、中国の財政力は全体として高いレベルにある。中国財政はこれまで、赤字になったことはほとんどなかった。今年編成された赤字予算の額もそれほど大きくはなく、総合的な国力によって支えられる規模のものだ。中国財政にはまだ、ここという時に赤字政策を使って成長を保つ余裕があるということだ。

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