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マイバッハ・ツェッペリン |
第13回上海国際汽車工業展覧会(上海モーターショー)の一般公開が22日に始まった。マイバッハ、ベントレー、ロールスロイスといった複数の超高級車メーカーが明らかにしたところによると、早くも同日の午前中に展示車の多くに購入注文が入った。特にベントレーとロールスロイスはすべての展示車に買い手が付いた。また今回の最高価格車となるマイバッハのツェッペリン(約1千万元)はメディア向け公開期間に早くも1台が売れたという。
金融危機の余波が広がる中、世界トップクラスの自動車メーカーのほとんどが今モーターショーに出展したが、超高級車メーカーには不参加が目立つ。昨年行われた第10回北京国際モーターショー(北京モーターショー)で「ブガッティ・ヴェイロン」を2500万元で販売したブガッティや、前回の上海モーターショーに鳴り物入りで登場したスパイカーも今回は不参加だ。
昨年の北京モーターショーと比較すると、ブガッティが不参加のため今回の上海モーターショーの出展車の最高価格は約1千万元にとどまり、2500万元には遠く及ばなかった。
今回の主役はマイバッハ、ロールスロイス、ベントレー、フェラーリ、ランボルギーニといったかねてより中国市場に進出している超高級車ブランドたちだ。販売価格をみると、最高価格はマイバッハのマイバッハ・ツェッペリンの約1千万元で、販売台数は100台限定だ。2位はランボルギーニのランボルギーニ・ムルシエラゴLP670-4SV(スーパーヴェローチェ)の730万元、3位はロールスロイスのクーペ2009年モデルの680万元、4位はベントレーのアルナージRLの528万元、5位はフェラーリのスクーデリア・スパイダー16Mの512万元、6位はランボルギーニのLP670-4の約500万元。
「人民網日本語版」2009年4月23日
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2008年北京モーターショーで2500万の最高価格だったブガッティ・ヴェイロン16.4 |