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珠江デルタ地区改革発展計画綱要(2008~2020年)
発信時間: 2009-04-28 | チャイナネット

六、都市・農村発展の総合的立案

都市・農村計画の一体化、産業分布の一体化、インフラ施設整備の一体化、公共サービスの一体化の全体的要求に応じて、社会主義新農村建設の推進に注力し、都市機能を改善し、向上し、真っ先に都市・農村の一体化発展の新規構造を形成させる。

(一)都市・農村計画と整備管理水準を向上させる。

適切に都市と農村の計画の総合的立案を強化し、経済発展水準に適応する近代的な都市・農村模範地区を建設し、嶺南特色を持つ快適居住都市・農村を整備する。主体機能区計画を基礎として、国民経済と社会発展計画、土地利用計画と都市・農村計画が互いに繋がる計画システムを作る。合理的に機能ブロックを確定し、具体的な機能の位置付けを明確化し、都市・農村住民区と工業、農業区が互いに混雑する計画システムを変え、都市・農村整備の空間布石を最適化する。一体化の要求に応じて、都市・農村計画を総合的に立案し、編成し、関連設備の整備を強化し、農村の居住環境を改善する。その地に適して「城中村(都市の中の村)」を改造し、中空村を廃除し、小型村を合併し、都市・農村における新型コミュニティの建設を進める。都市・農村の非農業産業の空間布石の総合的立案を強化し、農村の産業構造を最適化し、都市・農村の産業発展を総合的に立案する。都市・農村の統一計画、統一整備、統一管理の新たなメカニズムを検討し、都市・農村建設管理水準を向上させる。計画制定の公開性、透明性と大衆参与度を向上し、計画編成と実施の法律化進展を進める。

(二)農村インフラ施設の整備を強化する。

都市・農村のインフラ施設整備の一体化水準を向上し、農村インフラ施設整備の強化に注力する。農村の飲料水安全工事を強力に進め、農村の給水保証率と品質安全水準を向上させる。農村道路建設の等級と基準を向上し、農村道路管理維持メカニズムを健全化し、農村道路網システムを完備し、農村移動の公共交通化を加速し、2020年までに都市と農村をカバーする便利ですばやい公共交通旅客輸送ネットワークを整備する。農村の近代的な物流インフラ施設整備を加速し、都市の商業貿易流通企業が農村へ事業を開拓し、都市と農村のチェーン経営システムを健全化する。農村の清潔的で経済的なエネルギーシステムの整備を推進し、都市と農村の統一的な電力供給ネットワークをいっそう健全化し、農村のメタンガス、バイオ系清潔燃料、ソーラーなどのリサイクルエネルギー技術を推進し、農村住民があまねく清潔的で経済的なエネルギーを利用する目標を実現させる。農村清潔工事を実施し、農村のごみ、汚水集中処理システムの整備を加速し、農村の廃棄物と人獣糞便の無害化処理を実現し、農村の衛生条件と人間の居住環境を改善する。

(三)都市・農村の基本公共サービスの均等化を促進する。

都市と農村における教育、衛生、文化、社会保障などの公共資源の均衡配置を総合的に立案し、社会事業整備の重点を農村に置く。全面的に農村公共事業水準への財政保障を全面的に向上し、都市と農村で統一した公共サービス制度の制定を加速し、居住人口を目標群とする公共サービスシステムを健全化し、真っ先に基本公共サービスの均等化を実現させる。農村義務教育経費保障メカニズムを完備し、農村教師の採用規制を強化し、教師の退出メカニズムを作り、農村教育の教師レベルを向上し、都市・農村の義務教育の均衡的発展を促進する。農村向け職業教育育成訓練を強化する。農村医療衛生のインフラ施設整備を強化し、農村の早期予防保健と医療救護条件を全面的に改善し、新型農村医療協力制度を改善し、都市・農村を一体とする公共衛生サービスシステム、医療サービスシステム、医療保障システムと薬品供給保障システムの構築に注力する。農民工の権益保護を強化し、次第に農民工の子女就学、公共衛生等の公共サービスが都市居民と同様な待遇を享受できるようにする。都市・農村の就労を総合的に立案し、都市・農村の一体的な人的資源資料と公平競争の就労制度の整備を加速する。経済社会発展水準に適応し、都市・農村の全体を計画案配する社会保障システムの整備を加速する。農村養老保険制度を改善し、適切に土地収用される農民の就労トレーニングと社会保障をうまくする。強力に農村の社会福利と慈善事業を発展させて、制度が比較的統一し、待遇基準に区別がある都市・農村住民の最低限生活保障制度を作り、次第に最低限生活保障標準と補助水準を向上し、農村部の五保戸扶養、被災者、孤児救助政策を改善し、全面的に社会福利の全体的水準を向上させる。農村公共文化施設の整備を強力に推進し、コミュニティと田舎の下部文化施設を基礎として、都市・農村公共文化サービスシステムを完備する。農村の下部組織整備を強化し、都市・農村社会管理一体化水準を向上させる。

(四)都市が農村をけん引し、工業で農業を補完する新しいメカニズムを整備する。

財政、金融などの農業支援政策システムを整備し、健全化し、都市・農村の対口支援メカニズムを完備し、次第に都市が農村をけん引し、工業で農業を補完する新しいメカニズムを形成させる。農村支援の財政保障メカニズムを改善し、各クラスの農村支援財政出動の増加幅が経常性収入増加幅を上回るようにする。政府投資、土地譲渡収益と耕地占用税の新規増加収入の使用構造を調整し、大幅に「三農(農村、農業、農民)」に用いる比率を引き上げる。農村の特徴に適する新型金融機関(組織)と農村へのサービスを中心とする地区性金融機関の発展を加速し、農村貸付担保メカニズムと農村信用システムの整備を推進し、政策性農業保険カバーレッジを拡大し、積極的に水稲、ブタ、漁業、森林保険の展開を支援する。2020年までに資本が十分で、運行が安全で、機能が完備した農村金融システムを整備する。農村が農村教育、医療衛生、文化などの分野に対する対口支援を強化し、都市による農村、二・三次産業による農村への先導的役割を強化する。

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