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珠江デルタ地区改革発展計画綱要(2008~2020年) |
発信時間: 2009-04-28 | チャイナネット |
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八、資源節約と環境保護の強化 最も厳格な耕地保護制度と用地節約制度を実行し、資源節約・集約化利用水準を向上し、適切に環境保護とエコロジー建設を強化し、区域の持続可能な発展能力を増強し、真っ先に資源節約型と環境友好型社会を作り上げる。 (一)土地を節約し、集約的に利用する。 土地利用の全体的計画と年度計画を厳格に実行し、適切に耕地と基本農田保護目標を徹底化する。耕地占用と補充規模を総合的に立案し、積極的に一部の低効率な山斜面の土地を整理して開発し、耕地を補充し、土地整理、開墾回復力を増大し、厳格に耕地占用・補充の平衡を実行する。積極的に耕地保護が厳しく、建設占用土地が少なく、用地効率が高い科学発展の道を積極的に検討し、土地管理方式を革新し、国家節約・集約的用地の先行試験模範地区を整備する。遊ばせている土地の処分力を増強し、準備した建設用地をスムーズに活性化させる効果的に河口と海岸の湿地を保護し、合理的で秩序よく海岸埋立地と砂浜資源を非農業建設に用いて、既存耕地の占用を減少させる。土地需要のコントロールを強化し、更に厳格な区域土地供給政策、土地使用基準と市場参入基準を実行し、差別化の土地供給政策を実行し、積極的に工業パーク産業が集約し、布石が合理的で、用地が集約する原則に応じてグレードアップ、改造を行うように推進し、交通インフラ施設整備、都市・農村建設用地の集約化を進める。用地の審査許可制度の改革を検討し、プログラムを簡略化し、監督を強化する。土地収益調節メカニズムの構築を検討し、経済手段で土地利用の集約化水準を向上させる。 (二)強力に循環経済を発展させる。 開発・節約が同様に重要で、節約が優先することを堅持し、数量化、再利用、資源化の原則に応じて、強力に省エネルギー、節水、材料節約を進め、資源の総合的利用を強化し、グリーン生産を全面的に推進し、低投入、低消耗、低排出と高効率の経済発展方式を形成する。省エネルギー・排気ガス減少の目標責任制を徹底化し、厳格に新規プロジェクトの省エネルギー評価と審査制度を実施する。重点エネルギー使用機関の省エネルギー管理をうまく行い、工業、建物、交通などの分野の省エネルギー・消耗減少技術改良を加速する。2020年までに単位地区生産総値のエネルギー消耗が標準石炭ベースで0.57トンに低下する。国家政策に合う資源綜合利用プロジェクトの発展を奨励し、ごみ発電、余剰熱量利用による発電などの工事建設を推進する。電力需要の管理を強化し、節電管理の長期的効果メカニズムを作る。用水総量制御とノルマ管理を実行し、2020年までに工業用水重複率が80%に達する。都市・町の再生水利用システムを整備する。グリーン生産推進規則を制定し、企業のグリーン生産の推進を指導し、督促する。循環経済推進計画を制定し、積極的に資源節約と循環経済の発展に貢献する地方性価格、財政政策を検討し、一群の循環経済発展に合う工業パークを整備し、資源の高効率利用、循環利用の産業チェーンを整備する。省エネルギー・節水・省材料製品、リサイクル製品と省エネルギー・低公害自動車の生産と使用を奨励し、健康で文明的な資源節約の生産と消費モードを形成させる。 (三)汚染対策力を増大させる。 予防を主として、総合的に整理する方針を堅持し、環境管理水準を向上し、環境管理機能を革新し、適切に人民群衆の身体健康に危害し、経済社会の発展に影響する著しい問題を解決する。汚染物の排出総量を低減するように厳格で力強い措置を取る。科学的で産業の布石を計画し、産業移転中の汚染拡散を回避する。工業企業のパーク進駐、廃水の集中処理を誘導する。 都市と町の汚水処理施設と管網の計画と整備を加速し、既存施設の運営への監督管理を強化する。都市と町のゴミ処理施設の計画と整備を加速し、ごみ収集・運搬システムを完備する。省境の水質モニタリングと川入りの汚染排出口の監督管理を強化する。水環境管理を強化し、広東・香港・マカオの提携強化に力を入れ、共同で珠江デルタ全体の水質を改善し、全体の水汚染量を減少し、汚水処理水準を高める。飲料水源の整備と保護を強化し、飲料水の安全を確保する。陸地・海洋を総合的に立案し、岸に近い海域の汚染を制御する。アトモスフィアの複合型汚染のモニタリングと予防システムを健全化し、アトモスフィアの灰色土煙問題の解決に力を入れる。積極的に農業水源汚染を改善し、重点的に鳥獣、水産養殖汚染を制御する。固体廃棄物処理を強化し、効果的に持続的な有機汚染物、重金属による土壤への汚染の制御と整理強化を行い、耕地品質を改善し、農業生産の安全を確保する。更に厳格な地区環境基準を制定し、環境保護のインフラ施設整備を総合的に立案し、環境管理体制メカニズムの革新と早期施行を奨励し、存分に価格、財政、金融などの経済手段を利用し、真っ先に政府、企業、公民のそれぞれの責任を負い、高効率で運行する環境管理メカニズムを作る。2012年までに都市と町の汚水処理率は80%前後、都市と町の生活ゴミの無害化処理率は85%前後、工業廃水排出の基準達成率は90%を達成する。2020年までに都市と町の汚水処理率は90%以上、都市と町の生活ゴミの無害化処理率は100%を達成し、工業廃水排出は完全に基準に適合する。 (四)エコロジー環境保護を強化する。 区域エコロジーの安全構造を最適化し、珠江水系、沿海重要緑化帯と北部の連綿と続く山を主要な枠組みとする区域エコロジー安全システムを構築する。重要で敏感なエコロジー機能区を保護し、自然保護区と湿地保護工事の建設を強化し、河口と岸に近い海域のエコロジーシステムを回復し、沿海防護林、マングローブ工事と河沿い地域の防護林工事建設を強化し、森林経営を強化し、森林の品質と機能を向上し、エコロジーシステム構造の完全性を維持する。珠江流域の水源涵養林の整備と保護を強化し、土壌浸食を総合的に食い止める。都市の景観林、市街区域の公共緑地、都市を廻る緑化帯の整備を推進し、都市・農村緑化の一体化を促進し、道路と鉄道に沿う緑化帯の整備を加速し、農田保護区、農田森林網などの緑色オープン空間を維持し、ネットワーク化の区域エコロジー回廊を形成する。生態保護の等級別制御を実施し、流域、区域の全体を計画案配するエコロジー補償メカニズムの整備を検討する。2020年までに都市の1人当たりの公園緑地面積15平方メートルを達成し、エコロジー公益林90万ヘクタール、自然保護区82ヶ所を作り上げる。 九、社会事業の発展加速 人民生活の改善を重点として、強力に各項目の社会事業を発展させて、適切に全体人民の「学ぶと教えることがある」、「動労すると所得がある」、「病気にかかると治療するところがある」、「老後になると養老場所がある」、「住むと居住所がある」を徹底化し、全国で高水準、高品質の社会事業発展模範区を作り、人間の全面的な発展を促進し、人民の幸せ、社会の調和がとれる進歩を実現する。 (一)優先的に教育を発展させる。 ——基礎教育の構造を最適化する。合理的に義務教育の学校設立・運営資源を配置し、次第に居住人口の子女が平等に義務教育を受け入れる問題を解決する。実際状況から考慮し、地方財政から総合的に立案し、次第に入学前から高校段階までの教育普及を実現する。中等職業教育を重点として、強力に職業教育を発展させて、真っ先に農村向け中等職業教育の無料化を実現する。学校と企業との提携を進め、集約化職業教育研修拠点を整備し、もっと広い区域に職業技術教育資源を配置し、珠江デルタ地区を中国南方の重要な職業技術教育拠点に育成する。高等教育普及水準がいっそう向上し、著しく大学の科学技術革新とサービス能力を向上させる。 ——新しい思惟とメカニズムで高等教育発展水準を推進する。香港・マカオのブランド大学が珠江デルタ地区で高等教育機関を共同で創設し、海外機関との学校運営の規制を緩和し、全方位、広領域、多形式の知力導入と人材育成の提携を奨励し、人材育成構造を最適化する。国家重点整備対象大学への支援を増大し、2020年までに重点的に3~5ヶ所の国外有名な大学を導入し、広州、深圳、珠海などの都市で高等教育機構を共同で創設させて、国内一流、国際先進な高水準大学1~2ヶ所を育成する。 ——国家教育綜合改革模範区の創設を目指す。中長期教育発展綱要を制定して、真っ先に複数の形式による学校設立・運営パターンと運営方式を検討する。試験指向の教育モードを改革し、全面的に素質教育を実施する。積極的に教学改革と教師人員育成改革テストを展開し、人材育成モード改革を深め、人類の文明成果の伝承規則に合う教育方式を検討する。高等教育の学校運営自主権を拡大し、高等学校の管理方式改革を推進する。積極的に政府投資を主体として、マルチルートで教育費を調達する教育経費保障メカニズムを探求し、完備する。 (二)医療衛生サービスを完備する。 ——公共衛生と医療サービス水準を向上させる。疾病予防制御、婦人・子供保健、精神衛生、職業衛生などの公共保健・医療施設の整備を強化する。重大な疾病の防止・制御、医療救護と衛生監督システム整備を強化し、突然発生公共衛生事件の緊急処理能力を向上させる。強力に都市と農村の下部医療衛生サービスシステムを発展させ、医療衛生サービス水準を向上し、適切に人民群衆が医者にかかる問題を解決する。愛国衛生運動を深く展開し、国家衛生鎮を普及させる。2012年までに真っ先に都市と農村の住民をカバーする基本医療衛生制度を作り上げる。2020年までに都市と農村の住民はだれでも優良品質な医療衛生サービスを享受することを実現する。 ——医療衛生資源の配置を最適化する。大型医療設備、検査機器の計画と使用を全体的に案配し急診カルテの「一本通」と医療機関の医学検査、医学映像検査結果の相互承認をスタートし、実際サービス人口などの要素を考慮に入れて合理的に大型医療設備の配置数量を確定する。医療衛生資源が農村の下部、都市のコミュニティに分散することを推進する。高レベルの医学人材と下部向け実用的な衛生人材の育成と導入を総合的に立案する。存分に漢方薬の保健医療サービスにおける独特な優位性を発揮し、下部の医療保健・医療施設での漢方医学科、漢方薬局の標準化、規範化整備を加速し、真っ先に漢方医の「病気になっていないことを治療する」の予防保健サービスネットワークを整備し、健全化する。 ——医療衛生機関管理体制と運行メカニズムの改革を推進する。公立病院の改革先行試験を展開し、「以薬補医(薬品収入の一部を医者に補助する)」モードを捨てて、公立病院の経済補償メカニズムを完備する。積極的に非公立医療衛生機関の発展を促し、投資主体多元化、投資方式多様化の病院経営体制を形成する。政事分開(政府と事業体の分離)、管弁分開(管理と監督職能の分離)、医薬分開(病院の治療と薬品使用の分離)、営利性と非営利性の分離という実現方式を検討し、医薬衛生体制改革において試験区の役割を果たす。 (三)住宅保障システムを健全化する。 ——強力に保障性住宅建設を進める。廉租住房(格安賃貸住宅)、経済適用住房(低所得者向けの分譲住宅)建設の用地割当、税金・料金減免などの優遇政策を徹底化し、政府による投資を拡大し、廉租住房による住宅ローン返済困難者の住宅保障の役割を増強する。 ——住宅貨幣分配と政策性賃貸メカニズムを完備する。住宅貨幣補助金基準が住宅市場価格、住民収入水準などに適応する動態調整メカニズムを作る。住宅積立金制度を完備し、適度に住宅積立金の賃金総額における比率を引き上げ、住宅保障における積立金の役割を果たし、従業員の住宅支払能力を増強する。政策性賃貸住宅制度を導入し、新規就職職員、中低収入者の住宅ローン返済困難世帯と規定条件に合う一時滞在者の基本住宅需要を満たす。 (四)就労と社会保障システムを完備する。 就労促進の政策システムとサービスシステムの完備を加速する。就労促進の各種類の優遇政策を徹底化し、都市・農村と省内外の各種類の群体労働者の就労を全体的に計画配案する。農村労働者の職業技能トレーニングを強化し、その移転就労能力を高め、珠江デルタ地区を全国農村労働者移転就労の職業技能トレーニング模範地区にする。労働者の職業技能素質を昇格させて、全国一流の職業技能開発評価模範拠点を整備する。創業支援政策を完備し、操業して、創業サービスシステムを健全にし、創業トレーニングを強化し、全国的な創業先導就労孵化拠点を作り上げる。全面的に労働契約制度と集団契約制度を実行し、労働保障監察システムと労働紛争仲裁メカニズムを健全化し、法律に基づいて労働者の合法的権益を守る。安全生産監督管理を強化し、職業病の予防治療を強める。 ——都市と農村をカバーし、国民全体に恩恵を与える社会保障ネットワークを完備する。養老保険制度システムを整備し、健全化し、都市と町の基本養老保険範囲を拡大し、次第に基本養老保険の個人口座を徹底化し、養老保険の省クラスの総合的立案を実現する。新型農村養老保険制度を作り上げる。できるだけ早く養老保険手続の無障害移転を実現させる。2012年までに都市戸籍の従業員の保険加入率は95%以上、出稼ぎ労働者の保険加入率が80%以上、農村養老保険加入率は60%以上を達成させる。そのうち、土地被収用農民の保険加入率は90%以上を達成させる。都市・農村を総合的に立案し、基本的な医療を保障し、多方面に必要な医療保障システムを満たし、住民全体の医療保険加入を実現する。失業保険制度改革を深め、労働災害保険と生育保険のカバーレッジを拡大する。強力にすべての雇用機関が法律に基づいて農民工のために労働災害保険加入手続きを取扱うことを推進し、国家クラス労働災害回復拠点を整備する。次第に都市と農村をカバーする定年退職者の社会化管理サービスシステムを完備する。最低限生活保障を基礎とする社会救助システムを完備し、社会福利、優待慰撫・配置と災害救済緊急保障体制を強化する。社会保障待遇調整メカニズムを整備し、完備化し、次第に社会保障水準を向上させる。2020年までに比較的完備した保障力がある社会保障システムを作り上げる。 (五)調和の取れた文化を作る。 ——公民の文明的な素質を高める。社会主義核心価値教育モードを革新し、社会主義核心価値システムを国民教育と精神文明建設の全過程に盛り込ませる。中華の優秀な伝統文化と嶺南特色文化を発揚し、創業、革新、誠実と信用の精神を育成し、時代的特徴を持つ新時期の広東人精神を作り、物質文明と精神文明の共同発展を促進する。誠実・信用意識の増強を重点として、社会公徳、職業道徳、家庭美徳と人徳の育成を強化する。学習型社会を作り、勉強に熱中し、知識をあがめ尊ぶよい雰囲気を作る。 ——都市と農村をカバーする公共文化サービスシステムを作り上げる。基礎文化施設普及工事を実施し、市、県(市、区)、郷・鎮(町)、行政村(コミュニティ)の4クラスの公共文化施設ネットワークを完備し、2012年までに下部の文化普及の各条項の主要な指標は全国のトップ水準を達成し、都市「10分間文化圏」と農村「5キロメートル文化圏」を作り上げ、都市と農村の民衆が無料で各種類の公益性文化サービスを享受することを確保する。公共文化サービス方式を革新し、文化情報資源共有ネットワークサービスシステムを整備し、健全化し、公共文化流動サービスプロジェクト整備を推進し、全国的な公共文化普及模範地区を作る。積極的に文化遺産資源を掘り起こし、緊急措置をとって、効果的に保護し、その歴史と科学価値を持つ文化遺産を効果的に保護する。2020年までにサービスが優良で、全社会をカバーする公共文化サービスシステムを作り上げる。 ——文化革新を推進する。文化体制改革を深め、積極的に国有経営性文化機関の企業転換・制度改革を進め、文化産業競争メカニズムを整備し、完備し、多元化、市場化の生産と消費空間を作り、活力に富む文化製品生産とサービス経営メカニズムを作り上げる。ハイエンド人材導入プロジェクトを実施し、優秀な文化製品の創作を奨励し、優秀文化芸術ブランドを作る。絶えず先進的な文化の発展を進め、積極的に向上し、特色が鮮明で、構造が最適化し、科学技術価値が高い文化産業システムを作り、もっと良く人民群衆の多段階、多方面、多様化の精神文化需要を満たす。 |
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