第1回インターネットビジネス交易会が16日、広東省の広州市で開幕する。今回の交易会は、電子商取引の「阿里巴巴集団（アリババグループ）」と広東省政府が共同で開催する。輸出依頼型の広東省の中小企業に向けてネットワークを利用した国内販売のルートを開拓し、オンライン販売にすぐれた商品ソースを提供するのがねらいだ。さらに、大学生らの就職問題を解決する作用も期待されている。広東省の中小企業約1000社がすぐれた商品のオンライン取引実現を目指して参加する。「中華工商時報」が伝えた。

危機に直面した対外貿易企業は現在、国内市場開拓に乗り出しているが、さまざまな困難のために局面を打開できないでいる。一方、国内の小売商や消費者は、品質が高くコストパフォーマンスもいい安定したサプライヤーを見つけられずにおり、商品の流通段階にはすれ違いが起こっている。今回の交易会の主催者は、世界から集まった売り手と買い手がこのプラットホームを通じてつながり、「B2B2C（企業から企業へ、企業から個人へ）」の産業チェーンが打ち固められることを希望している。

「人民網日本語版」2009年5月4日