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人民元の対ドルレート、7カ月ぶりの高値に
発信時間: 2009-05-05 | チャイナネット

人民元の対ドルレート仲値は4日、1ドル6.8225元となり、4月30日に記録した1ドル6.8250元を上回った。人民元の対ドルレート仲値は、しばらく前に1ドル6.830元を超え、先週は6.825元の突破に近付いていた。今回6.825元を突破したことで、08年10月6日以来の最高値となった。「国際金融報」が伝えた。

先週は、好材料となる一連のデータが発表され、投資者の自信が高まった。そのため、ドルや金などのリスク回避資産の売りが続き、ユーロなどのリスク資産に買いが入った。人民元もこれによって上昇傾向となった。

人民元対ドルレート仲値が半年ぶりの高値を更新し続けているもう一つの理由は、国内マクロ経済の好調を示すデータが発表されたことだ。中国物流調達連合会が発表した最近のデータによると、製造業購買担当者指数は4月、前月より1.1ポイント高い53.5%に達し、5カ月連続での回復傾向となった。非製造業事業活動指数は同月、前月より3.3ポイント高い59.0%に達し、2カ月連続での回復傾向となった。経済の先行きを示すこれらの指数の回復により、第2四半期(4-6月)の中国経済の好転への期待が高まった。

「人民網日本語版」2009年5月5日

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