台湾のパソコンメーカー・アスステック社は4日、再編案を発表し、旧来の12事業部門をシステム・部品・モバイルの3事業部門に簡略化することを発表した。モバイル分野は、同社の施崇棠・董事長が自ら指揮をとることになる。「信息時報」が伝えた。

アスステック社はさらに、世界規模でのリストラを行い、1割にのぼる人員を削減する予定だ。ディスクドライブ部門のリストラ幅は最大となり、400人から500人の従業員が影響を受けることになるという。もっとも、アスステック広州分公司によると、同社はまだリストラについての通知を受けていない。中国大陸部は、世界に展開するアスステックの一部にすぎず、今回のリストラの影響もそれほど大きくない見込みだ。

「人民網日本語版」2009年5月6日