中国人民銀行が6日に発表した『2009年第1四半期通貨政策執行報告』で、国際金融危機の特殊な環境下で、通貨貸付の適度な増加はメリットがデメリットを上回ると指摘された。また、適度な通貨緩和政策の効果が現れ、金融市場の安定に有利となり、市場の自信を高め、経済の安定かつ急速な発展を促進すると強調された。
そして、4月から今後数カ月にいたるまで、金融機関と企業はこれまでの貸付額急増の「消化」に一定期間を要するとも指摘した。また報告では、国際金融危機が引き続き深刻化するようであれば、貸付は適度に増やす必要があるとした。
「チャイナネット」2009年5月7日