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IMF:2010年前までに世界経済が回復しない
発信時間: 2009-05-07 | チャイナネット

国際通貨基金(IMF)は6日、「アジア太平洋地域経済見通し」の最新版をシンガポールで発表した。この報告によると、来年中頃前までに世界経済が回復することはなく、アジア経済の再生にももうしばらく時間がかかりそうだ。「国際金融報」が伝えた。

報告によると、金融危機前の経済成長レベルをアジア諸国が回復するには、経済成長モデルのバランスを立て直し、輸出主導型から内需型へと転換させることが必要となる。報告によると、アジア経済全体の今年の成長率は1.3%で、来年の成長率も4.3%にとどまり、昨年の成長率5.1%をいずれも下回ることになる。中国とインドを除いた成長率はさらに低く、今年はマイナス2.9%、来年は1.6%と予想されている。外部からのショックは今年、アジアの民間投資と消費への拡大を続け、各国・地域でマイナス成長が記録される見通しだ。報告書は、アジア各国・地域は柔軟な外貨流動性を保つべきだと呼びかけている。

「人民網日本語版」2009年5月7日

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