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青島ビール、「日系企業になってしまう」に反論
発信時間: 2009-05-08 | チャイナネット

アンハイザー・ブッシュ・インヘブ(ABI)は4月31日、青島ビールの株式をアサヒビールに売却した。この株式取引をめぐって、「アサヒビールはもう少しで青島ビールの持ち株会社になり、青島ビールは日系企業になってしまう」という報道がなされ、物議をかもしている。青島ビールの関係者はこれに対し、「この報道は事実を欠いたものだ」とした上で、「青島ビールの最大の株主は青島ビールグループであり、同グループの持ち株会社としての地位が今回の株式取引で影響を受けることはない」との見解を示した。「中国新聞社」が伝えた。

「今回の取引は今年1月23日に調印されたもので、今回はそれが実行されたにすぎない」。青島ビール関係者によると、青島ビールもこの取引のプロセスを把握していた。今回の取引は、資金集めのためにABI社が世界各地で進めている資産売却計画の一環だ。

「青島ビールとしては、このような通常のビジネス取引を尊重する」。青島ビールの関係者によると、今回の取引が青島ビールの持ち株会社に影響を与えることはなく、アサヒビールの持ち株比率が脅威となることもない。

青島ビールに対するアサヒビールの持ち株比率は19.9%であり、一部で言われている26.6%は誤りだ。青島ビールの最大株主は依然として青島ビールグループであり、持ち株比率は30.89%にのぼる。

「人民網日本語版」2009年5月8日

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