北京城建グループは7日、同グループが建設を請け負う宋家荘地下鉄駅がアジア最大の地下鉄ターミナルとなることを明らかにした。2012年の完成後は、5号線・10号線・亦荘線の3本の便利な乗り換えが可能となる。同駅の延べ床面積は、サッカー場7つに相当する5万1千平方メートルに達する。「京華時報」が伝えた。
北京城建グループの担当者によると、現在建設中の地下鉄10号線二期と亦荘線の宋家荘駅はそれぞれ、すでに開通している5号線の宋家荘駅の北側と南側に位置する。設計プランでは、3路線はいずれも地下二階を通ることになる。乗り換えの乗客はエスカレーターで地下一階に上り、もう一度エスカレーターで地下二階に下りれば乗り換えが可能となる。
完成後の宋家荘駅には11カ所の出入口が設けられる。亦荘線の部分は2010年末、10号線部分は2012年9月に使用可能となる。地下鉄駅の地上部文も交通ターミナルとして整備されることになっており、北京南東部地区の重要な総合交通ターミナルとしての役割が期待されている。
「人民網日本語版」2009年5月8日