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第2回中英経済財政金融対話の21項目の成果
発信時間: 2009-05-12 | チャイナネット

5月11日,在英国伦敦兰开斯特宫,中国国务院副总理王岐山(左一)和英国财政大臣阿利斯泰尔·达林(左四)在第二次中英经济财金对话前会谈。当日,主题为“中英加强合作支持可持续发展”的第二次中英经济财金对话在伦敦举行,中国国务院副总理王岐山和英国财政大臣达林共同主持这次对话。

第2回中英経済財政金融対話前、英ロンドンのランカスター・ハウスで会談を行う中国の王岐山(左)国務院副総理とダーリング英財務相(右)。

 

5月11日、「中英が協力を強化して持続可能な成長を支持する」ことをテーマとした第2回中英経済財政金融対話がロンドンで開かれ、中国の王岐山国務院副総理とダーリング英財務相が対話を取り仕切った。会議後の声明で、対話の成果が発表された。今回の対話では経済成長と社会福祉への支援、金融安定化と資本市場の発展促進、二国間のエネルギーと環境分野での協力強化、貿易と投資協力の強化などについて討論し、21項目で合意に達した。

声明の全文は以下の通り。

一. 経済成長と社会福祉への支援

1.双方は経済成長の減速の時期に発展途上国の経済成長を維持することの重要性を認識している。双方はミレニアム開発目標の実現への尽力を重ねて表明する。中国側は英国側が政府開発援助(ODA)の国民総所得(GNI)比0.7%という目標の前倒し達成を約束したことに対して高く評価している。中英両国は各手段を通じ国連ミレニアム開発目標の達成に貢献する。双方は、多国間開発銀行が貸付額を1000億ドル(発展途上国への貸付金提供を含む)以上増やし、すべての多国間開発銀行が充足な資本を確保することへの支援提供で一致した。

2.世界金融危機対策について、双方は国際金融組織が重要な役割を果たしていると考える。ロンドンサミットでの合意事項を実施するため、双方は国際通貨基金(IMF)の増資を支持するとともに、IMFが構造改革を行い、発展途上国の世界経済に占める比重の変化を反映するため、その発言権・代表権を高め、そしてタイムテーブルとロードマップを制定し、IMFが2011年1月までに次期出資比率の見直しを完了させ、世界銀行が2010年春までに発言権・代表権改革で合意に達するという目標の実現に支援を提供することを再度表明した。

3.英国側は国際発展省(DFID)の発展問題に関する政策について中国側と意見交換を行う。

4.英国が20カ国グループ(G20)の議長を務める年のイベントの1つとして、中国と南アフリカは主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の枠組み下での発展・融資討論会を共催する。

5.双方は、中国の人力資源・社会保障部と英国の雇用年金省との間における新しい協力覚書を共同で起草することに同意する。

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