5月17日は世界電気通信の日。3Gネットブックや3Gケータイがメーカーや消費者の注目を集めている。家電チェーン店は3Gシリーズの製品を大々的にPRすると同時に、従来のケータイを値下げし、ケータイの世代交代に応じた市場シェアの拡大を図っている。「北京商報」が伝えた。
中国の大手家電量販チェーン蘇寧電器は、北京市場で100機種近く10万台の2Gケータイを平均20%値下げして大特価で販売する。国産ブランドのカラー液晶ケータイがなんと97元、ノキアのストレートケータイが特価197元、サムスンのケータイが1097元、ノキアNシリーズマルチメディアケータイが2000元を切った。
大中電器もライバルに負けじと今週から各店舗で最大50%割引で2Gケータイを売り出す。
3Gネットブック、3G用データ通信カードなどが相次ぎ市場に出回ると、サムスンやLG、ノキア、モトローラ、天語など各メーカーは、3Gケータイの生産に力を入れ、販売にも拍車が掛かっている。しかし大中電器の3G業務担当者、唐佑強氏によると、今のところ2Gケータイの在庫数が多いため、家電店での販売の重点は2Gケータイに置かれているという。
「人民網日本語版」2009年5月13日 |