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クルーグマン:中国が世界最大の経済体になるには20年かかる
発信時間: 2009-05-15 | チャイナネット

世界経済:L字型の底になる可能性

クルーグマン:中国が世界最大の経済体になるには20年かかる

クルーグマン氏は上海での講演で、「オバマ米大統領の計画は350万人の雇用創出を目指すというもので、この数字はすばらしいと感じるが、景気回復にはつながらない」と話した。また、「米国はさらに新たな政策を打ち出す可能性があるが、多くの国は債務負担を懸念しているため、世界的な財政政策で景気を回復させることはできない」と分析している。

クルーグマン氏は次のように指摘する。世界全体を見ると、日本の「失われた10年」と少し似ている。私は10年もの長い間この状態が続かないことを望んでいる。もしわれわれが幸運で聡明であれば、10年もしないうちに世界経済は回復する。それにしても、われわれの経済の下降傾向は長期間続くだろう。数名の経済学者は現在の経済情勢は「U字型」或いは「V字型」としているが、クルーグマン氏は、「L字型」に直面し、長い間回復しないのではないかと懸念している。

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