15日に開かれた「2009上海銀行業人的資源管理年会」によると、上海銀行業の人材環境総合指数は67.79ポイントと評価され、ニューヨーク・ロンドン・東京・香港の国際金融センターとはまだ大きなギャップがあることがわかった。上海の指数が上述の4都市を上回ったのは社会治安環境の項目だけで、この項目は評価指数全体の0.02%に過ぎない。「国際金融報」が伝えた。
この指数は、上海銀行同業公会人的資源管理専業委員会が調査・発表した「上海銀行業人材生態環境実証研究報告」で示された。この調査によると、ビジネスカルチャーや西洋との融合、人的資源などのソフト面での指数で、上海とほかの国際金融センターとのギャップが大きい。
同団体が発表したもう一つの報告書「上海銀行業人材育成・需要状況実証研究報告」によると、今後数年で上海の銀行業が最も必要とする人材は、▽分社・支店の核心管理人員、▽個人向け顧客マネージャー、▽企業向け顧客マネージャー、▽リスク内部統制専門人員、▽業務・商品マネージャー、▽資金・業務・取引人員、▽投資管理人員、▽規範化人員、▽専門法務人員、▽信用貸付人員、▽デリバティブマネージャー、▽戦略企画マネージャー、の12種類だという。
「人民網日本語版」2009年5月18日 |