ホーム>>経済>>視点
フィナンシャル・ポスト:中国が米ドルの価値を決める
発信時間: 2009-05-20 | チャイナネット

カナダ『フィナンシャル・ポスト』は、「中国が米ドルを支配する」という文章を掲載した。

カナダMaison Placementsのヨハネ・イング氏は、「米国は恐怖を感じ、非常に怖れているだろう。なぜなら中国は米ドルを準備通貨とする地位に疑いを抱いているからだ。しかも、金相場が1オンス1000ドルに達し、事実上の通貨となった」と述べた。

金と中国問題に詳しい専門家がこのように表明し、ぞっとする思いだ。しかし彼は実情を言っただけで、中国はサウジアラビアなど米国にお金を貸している国々は、共同でドルの価値と金相場を決めることになろう。また彼らもこのように述べている。彼らは現在米国債の購入を減らしており、金を購入し新たな資産としている。中国は現在、金を蓄積しているという。最近、サウジアラビアとその他の国家もゴールド・バーを購入しているとも報じられた。

米国は前代未踏の金ばら撒きを行い、米国会社と消費者の贅沢を再現する形となった。米国の今年の予算は3兆5000億ドルで、この予算は過去どの時期よりも高い。

1   2    


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 証監会:2008年年報発表で3つの問題

· フィナンシャル・ポスト:中国が米ドルの価値を決める

· 30年間の高所得業界の変遷 所得格差10倍に

· 上海の人材環境、4大金融センターと大きな格差

· 「GDPで日本を超える」への安易な喜びに疑問