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中国、2020年の新エネルギー車シェア50%以上に
発信時間: 2009-05-21 | チャイナネット

経営コンサルタント会社のローランド・ベルガー社はこのほど、電動自動車とハイブリッドカーの市場シェアは2020年、世界では9%から10%となり、中国では50%を超えるとの予測を示した。電池や電動機などの関連産業も急速に発展する見込みだ。市場規模は2020年に年間200億から500億ユーロとなり、2030年には1000億ユーロを超える可能性もある。「国際金融報」が伝えた。

ローランド・ベルガー社の自動車産業センターのパートナーを務める瀋軍氏によると、中国の自動車メーカーは電動自動車の分野で良好な一歩を踏み出した。中国では、リチウムなどの原料の多くが国内で加工製造でき、労働力も安いため、製造コストを低く抑えることができる。リチウムイオン電池のメーカーは30%低いコストでの製造が可能だ。また、生産能力の拡大と新型電池技術の開発に中国政府が大量の資金を投入していることも好材料となっている。中国メーカーはすでに、信頼性や省エネ効率がさらに高く環境にも優しい新型リチウムイオン電池技術を開発している。

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