発改委の穆虹副主任〔資料〕
国家発展改革委員会(発改委)は21日、4兆元の景気対策の内訳と投資プロジェクトの最新の進展状況を発表した。発改委が投資プロジェクトの進展状況について詳細を発表するのは、昨年末の4兆元投資計画を公表してから初めて。
4月末現在で中央投資の昨年第4四半期の新規増加分1000億元と、2009年の新規増加分1300億元は、主にインフラ施設の整備に投入されている。発改委は同日、こうした資金が必要な所に利用されているかどうかという国民の関心に対して、初めて組織保障体制、政策保障体制、監督管理体制の三大保障体制を発表した。
1、内需拡大のための4兆元投資の構成
4兆元投資の主な構成
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概算資金(単位:億元)
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合計
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40000
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低賃料賃貸住宅、バラック区改造などの「保障住宅」の建設
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4000
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農村の水道、電気、道路、ガス、住宅を含めた民生プロジェクトの建設とインフラ施設の整備
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3700
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鉄道、道路、空港、水利など重要なインフラ施設の整備と都市電力網の改善
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15000
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医療、衛生、教育、文化などの社会事業の発展
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1500
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省エネ、排出削減、生態系整備のプロジェクト
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2100
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自主的革新と産業構造調整
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3700
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四川大地震復興再建
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10000
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特集:世界金融危機と中国の役割
中国の十大産業計画
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