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09年、中国の自動車の人気色はどれ? 
発信時間: 2009-05-25 | チャイナネット

上海モーターショーの傾城傾国の美人コンパニオン写真集(300枚)

2009年上海モーターショー

スイスの乗用車メーカーのボルボ・カーズはこのほど、最近の自動車の人気色に関する分析結果を発表した。それによると、現在最も人気があるのは黒(単色やメタリック調の色などを含む)で、これから人気が出るとみられるのは赤、紺、茶系色などだという。中新網が伝えた。

ボルボは世界に3カ所のデザインセンターを設立し、欧米の流行状況やデザインの潮流を見据えつつ、最新の流行要素を取り込んで自動車デザインを行っている。同社でデザイン・カラーデザインを担当するシラ・スタークさんによると、ファッションの流行色はまず室内装飾に取り入れられ、次いで自動車の色に影響する。自動車の購入者は、流行色に慣れるまではその色の自動車を購入対象として考えることはないという。

黒が愛される理由は、これが自信と変革を追求する色であり、他分野での流行色の動きを眺めた時に最善の選択だと思われるからだ。また経済状況が悪化している時には、人々は自身の経済状況も悲観し、比較的安全な黒を選ぶという。だが裕福な人というのは常に一定数いるもので、富裕層の間では現在、金色やブロンズ、赤銅色といった暖色のメタリックカラーが人気を集めている。ボルボのコンパクトスポーツ用多目的車(SUV)「XC60」も二番目の人気色はまさにこうした暖色系メタリック色で、これまでに販売されたXC60のうちメタリックブロンズが占める割合は22.4%に達する。特に2種類の暖色系メタリックレッドの人気が高いという。またパールグレーの占める割合は11%、シルキーベージュは10%となっている。

スタークさんによると、男性ファッションは往々にして自動車消費の流れをリードするという。今期ファッションの流行色をみれば、オレンジレッドやワインレッドを含むさまざまな濃淡の赤がこれからの自動車市場の流行色になることが予想できる。また茶系色は引き続き人気を集め、かつての人気色・紺も「捲土重来」を期して人気が復活する見込みだという。

上海モーターショーの傾城傾国の美人コンパニオン写真集(300枚)

2009年上海モーターショー

「人民網日本語版」2009年5月25日

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