このほど行われた「2009TD国際サミット」によると、工業情報化部はすでに、中国が知財権を持つ3G技術「TD-SCDMA」を次世代技術「TD-LTE」へと発展させるための作業チームを設立した。関連実験はすでにスタートしている。「京華時報」が伝えた。

工業情報化部電信研究院の曹淑敏・副院長は同サミットで、工業情報化部がすでに、「TD-LTE」の発展促進のための作業チームを設立し、開発実験のための作業プランを制定したことを明らかにした。作業プランはほぼ三つの段階に分かれ、第一段階は概念検証段階、第二段階は研究開発・技術実験段階、第三段階は大規模実験段階とされる。曹副院長によると、今年上半期中に第二段階へと入り、これを来年の上半期まで続け、来年下半期には第三段階の大規模実験に入る見通しだ。

「人民網日本語版」2009年5月31日