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中国産大型機、2016年前後の市場投入へ
発信時間: 2009-05-31 | チャイナネット

中国商用飛行機有限公司の王文斌・総経理助理はこのほど、民用飛行機製造分野の専門部会に出席し、中国産の大型飛行機が2016年前後に市場に投じられる計画であることを明らかにした。「新京報」が伝えた。

王氏によると、中国産大型機の初飛行は2014年末から2015年中頃、市場への投入は2016年前後と予定されている。

国産大型機には、標準型で168席、混合型で156席が備え付けられることになっている。機内の座席配置などは、航空会社のオーダーに従って変えることができる。大型機の設計寿命は9万飛行時間で、1日の飛行時間を平均8時間とした場合、30年使い続けられる計算となる。

王氏によると、大型機の国産化率の目標は30%とされている。今後は、国内市場に立脚しつつ、国際市場も視野に入れ、現在の主流であるエアバスA320とボーイングB737を競争力の面で全面的に超え、これら2型の次世代機に技術面でおくれを取らないような飛行機の製造を目指す構えだ。

「人民網日本語版」2009年5月31日

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