『証券時報』

22の省・直轄市・自治区の工業利益下げ幅が引き続き縮小

国家統計局が31日に発表したデータによると、1～4月の北京、内蒙古、湖南、広東、安徽、海南、重慶、云南以及西蔵(チベット)を除いた22の省・直轄市・自治区の一定規模以上の工業企業の利益は前年同期比27.9％減で、下げ幅は第１四半期より4.3ポイント縮小した。

39の大分類工業業種の中で、23の業種の利益は上昇に転じ、あるいは下げ幅が縮小した。そのうち、電力業は１～3月期の赤字13億7000万元から1～4月期の黒字21億9000万元となり、化学繊維業の利益下げ幅は１～3月期の87.5%から57.6%に縮小した。専門設備製造業の利益は同2.2%増となり、伸び幅は１～3月期を1.6ポイント上回った。交通運輸整備製造業の下げ幅は１～3月期の28.4%から17.3%となった。石油加工とコークス精錬業の利益は266億6000万元で、同181.3%増となった。

5月の世界株式市場、原油価格、金価格がともに上昇

世界株式市場は中国の「端午節」期間中も暇を持て余すことはなかった。多くの株式市場で好調な終わりを迎えた5月の市況は、5月全体を見てみると、米ダウ平均は4％上昇、香港ハンセン株価指数は17％上昇し、34年以来最も大きな伸びを見せた5月の市況となった。

証監会、証券会社分類監管規定を公布

証券会社の監督管理を効果的に実施するため、中国証券監督管理委員会は5月26日、『証券会社分類監管規定』を公布した。公布日からの実施となる。分類評価は毎年1回行われ、評価期間は前年度5月1日から本年度4月30日まで。