ホーム>>経済>>国際交流
新エネルギー、今後の中米協力の重要分野に
発信時間: 2009-06-01 | チャイナネット

エネルギー局:新エネルギーは今後の中米協力の重要な分野

6月1日の記者会見で発言する張国宝氏

国務院新聞弁公室は6月1日午前、記者発表会を開き、国家発展改革委員会の副主任で国家エネルギー局の局長である張国宝氏が、中国のエネルギー業の国際金融危機対策、経済の安定かつ急速な発展の促進に関する状況を説明し、記者の質問に答えた。

記者:今年12月に国連の環境会議があるが、少し前に米国の代表団は中国に省エネ・排出削減問題について研究に訪れており、中米両国は世界の二大温室効果ガス排出国だが、中米両国が国連の環境会議の前に省エネ・排出削減について合意に達する自信がありますか?

張国宝局長:現在、全世界が温暖化と大気汚染削減の問題に大いに注目している。中国は世界各地で行われている排出削減や温暖化防止に関する会議に積極的に参加している。米国も新エネルギーの発展と大気汚染削減の問題を大いに重視している。全世界がオバマ米大統領が当選後に発表する政策に注目していたと思うが、中でも最も注目されたのは7800億ドルの投資のうち1500億ドルを新エネルギーの発展に投下すると発表したことだ。中国と米国は多国間と両国間の交流の中で、ともに新エネルギーの発展と温室効果ガスの排出削減の協力を中米協力の発展が期待できる分野と見ており、双方とも非常に重視している。

国家エネルギー局の劉琦副局長は次のように述べる。最近、米国上院の議長、米国上院外交委員会のジョン・ケリー委員長は中国を訪問し、その上、私と彼は中米新エネルギーフォーラムに出席した。私たちは講演ゲストとして、フォーラムで意見を発表した。ナンシー・ペロシ議長の議事日程に注目すれば、彼女が訪問する内容の多くが新エネルギーや排出削減と関係があることに気付くだろう。しかも彼女の日程に新たな内容が加えられ、既定の議題にはなかった、つまり中米新エネルギーフォーラムに出席したのだ。中国と米国は現在、世界最大のエネルギー生産国と消費国である。両国とも自分たちには共同責任があり、国際社会に参加し、大気汚染を削減し、新エネルギーを発展させるべきだと認識している。また、両国ともこの分野においてともに責任と利益があり、この分野が今後の中米協力の重要な分野であることを認識している。

「チャイナネット」 2009年6月1日

 

  関連記事
  同コラムの最新記事

· ガイトナー米財務長官が訪中へ

· 上海の訪朝団、26日に予定通り出発

· 中日韓の若い科学研究者の交流を促進

· 09年東京・吉林経済貿易交流会、東京で開催

· 在日中国企業協会、税制シンポジウムを開催