ホーム>>経済>>視点 |
ガイトナー財務長官訪中 人民元問題の圧力は低下 |
発信時間: 2009-06-01 | チャイナネット |
|
▽中国は米国最大の債権者 首都経貿大学公共管理学部の張智新・副教授は、「中国と米国が世界金融危機に共同で対応し、経済刺激のための巨額の資金を米政府が投入し続けている現在、中国という最大の債権者の安定をはかることは現実的な選択だ」と語る。 張副教授によると、いかなる目的や動機でガイトナー長官が為替レートを問題にしたとしても、中国がそれで困ることはないという。「ブッシュ政権の後期、特に中米戦略経済対話の過程で、中国側は、人民元レート問題で米各界と駆け引きするための秘けつを徐々に把握した」 商務部研究院の梅新育・研究員は取材に対し、「ガイトナー長官の訪中目的は、米国の経済刺激プランへの中国の支持を取り付けることだ。人民元レートの問題への言及はあるかもしれないが、これが重点になることはない」と語った。 前出の奚君羊・副主任によると、ガイトナー長官の訪中では、貿易分野で双方にとっての進展がある可能性もある。「中国に対するハイテク分野の輸出は、米国にとって、対中貿易赤字を補う最も効果的な手段だ」 「人民網日本語版」2009年6月1日
|
|