2010年に開催される中国上海万国博覧会(上海万博)に初めて中国民間企業の参加が確定した。国内の有名民間企業である復星集団は8日、上海万博事務局との契約に調印し、出展が正式に決定した。「無限の活力」をテーマとして、複数の国内優良民間企業を率い、万博会場の6千平方メートルの敷地に中国民間企業連合館を出現させるという。工事は26日に着工する予定。
上海万博で計画された企業館16館の枠はこれですべて埋まった。出展企業には「国字号」企業(国が株式を保有する企業)が多く、中国船舶工業集団総公司、国家電網公司、中国人民保険集団公司、中国航天科技集団公司、中国鉄路物資総公司、中国石油天然気集団公司、中国石油化工株式有限公司、中国移動通信集団公司、中国電信集団公司といった大型国有企業が出展し、1社または数社で計9つの企業館を運営する予定。このほかには、コカコーラ館、日本産業館、上海汽車集団とゼネラルモーターズ(GM)の連合自動車館、遠大空調有限公司の企業館、万科集団の企業間、台湾の震旦集団の企業館などが建設されるという。いずれもプランは公表済みで、すでに建設が始まっているものもある。
「人民網日本語版」2009年6月9日