安信証券は16日、2009「回復の旅」中期投資戦略報告会を開いた。報告会で、安信証券の高善文チーフエコノミストは、「中国経済はすでにV字型の回復段階に入り、下半期は十分な流動性が維持でき、中期市場で動向が逆転することはない」と述べた。また、米ドル為替レートの下落と大口商品価格の上昇は、世界金融体系と経済体系の正常化の過程の一部で、この過程はすでに最終段階に近づいていると考えている。高善文氏は、インフレが世界で全面的かつ深刻な上昇を見せることはないと予測し、不動産バブルがすでに起き始めていることに注意すべきだとしている。

「チャイナネット」　2009年6月17日