国家質検総局(品質管理部門)が16日明らかにしたところによると、中国は今後「国家品質信用情報網」を構築し、品質信用「ブラックリスト」制度を実施する。「北京商報」が伝えた。
国家質検総局品質管理司の孫波・司長によると、今後、製品品質記録を重点に、品質信用「ブラックリスト」制度を構築、品質安全事故が発生したり、品質問題が存在する、違法が深刻な企業を「ブラックリスト」に掲載、監督管理を厳格に実行し、対外的に公表する。
さらに、国家標準となる「企業品質信用等級区分通則」が11月1日から施行される。同標準は企業の一定期間内における信用リスクに基づき、「信用を守る」「基本的に信用を守る」「信用できない」「まったく信用できない」の各A、B、C、Dの4等級に分類する。うち、一定期間内に品質信用リスクが極めて高く、企業が違法に生産経営を行い、かつ社会および顧客に対し重大な人身危害、経済損失あるいは社会に対し悪影響をもたらした場合、当該企業は「まったく信用できない」企業のDに分類されることになる。
「人民網日本語版」2009年6月17日