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OECDとFAO 国際食糧価格が低下すると予測
発信時間: 2009-06-18 | チャイナネット

 

OECD・経済協力開発機構とFAO・国連食糧農業機関は17日、ローマで「2009-2018年農業展望報告書」を共同で発表した。報告書は、「国際食糧価格はこれから緩和されるかもしれないが、依然としてこれまでの平均価格より高い」と指摘した。

報告書によると、これから10年間、農産物の価格は1997年から2006年までの10年の平均値より高いという。そのうち、食用油の価格は平均値を30%超える。また、報告書は「もし、原油とエネルギー価格が上昇すれば、2007年から2008年までに起った食糧価格の大幅上昇が将来再び起こる可能性もある」と国際社会に警告した。

また、報告書は「食糧価格の上昇により一部の発展途上国に食糧問題が発生した。国際社会は、これらの国への援助を続けると共に、自国の農業発展を促進することも重視すべきだ」と強調した

「中国国際放送局 日本語部」2009年6月18日

 

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