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一汽──中国自動車工業の縮図 |
発信時間: 2009-06-21 | チャイナネット |
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製品のグレードアップの面では、中国一汽の今後の主力となるのは新エネルギー車で、目下、新エネルギー車の研究開発と産業化においてはすでに突破口を開いている。09年初め、中国一汽集団が提供した12台の解放ブランドのハイブリッドカーが遼寧省大連市の公共バス路線に本格投入された。これらの新エネルギー車は従来の大型車に比べると38%のガソリンを節約でき、排ガス基準は「ユーロ4」の水準に達しており、世界のハイブリッドカー分野でトップクラスを行くものである。今後も一汽集団は大連のバス路線に次々と計100台のハイブリッドカーを投入する予定だ。そして、中国一汽集団が目下、研究開発中の奔騰ブランドのハイブリッドセダンは42%のガソリンを節約できる性能水準にまで達しており、この新エネルギーセダンは今年中には生産準備を終える予定だという。
馬振東氏によると、中国一汽の新エネルギー技術は完全に自前の知的財産権を有しており、工場建設時に他人の技術に頼っていたのとは雲泥の差だという。
データで見る中国自動車市場 ◆ 08年中国ベスト5自動車企業の生産量 上海汽車集団 172万1600台(07年比10.27%増) 一汽集団 150万4000台(07年比2.67%増) 東風集団 132万400台(07年比14.33%増) 長安集団 85万5600台(07年比2.52%減) 北京汽車集団 77万1800台(07年比9.26%増) ◆中国自動車企業のうち、収入が1000億元を超える大型企業 03年 中国一汽1社のみ 04年 中国一汽、上海汽車集団の2社 05年 中国一汽、上海汽車集団、東風汽車集団の3社 08年 中国一汽、上海汽車集団、東風汽車集団、広州汽車集団の4社 ◆ 09年1-5月期の生産・販売状況 生産量は前年同期比11.1%増の483万7700台 販売量は前年同期比14.29%増の495万6800台 ◆ 09年1-5月期の乗用車市場状況 全国で乗用車販売台数は前年同期比21.2%増の366万900台 内訳: ・ セダン 前年同期比16.54%増の260万3500台 ・ 多目的車(MPV) 前年同期比10.25%減の8万3700台 ・ スポーツ多目的車(SUV) 前年同期比10.73%増の19万8400台 ・ クロスオーバー車 前年同期比50.78%増の77万5300台 (数字は自動車工業協会発表のデータに基づく) 「北京週報日本語版」より2009年6月21日 |
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