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世銀報告、2009年世界経済成長率予想を下方修正
発信時間: 2009-06-23 | チャイナネット

今年全球GDP料萎缩2.9%

経済が安定してきている多くの兆しが現れているが、世界銀行は22日、今年の世界経済の成長率はマイナス2.9%となるとし、3月の予想から下方修正した。また、世界経済の不安定な情勢が発展途上国の資本流入に著しく影響すると注意を促している。

世界銀行が22日に発表した報告書の中で、世界銀行は、世界は成長速度の遅い時期に突入しており、金融システムに対しより厳格で効果的な監督・管理を実施するよう要求した。世界銀行のチーフエコノミストである林毅夫氏は、「銀行システム再構築の必要性、高収入の国家拡張型政策における限界性は世界経済の回復のけん引力獲得を妨げることになる。発展途上国の国内投資が、国際的な貸付規模の回復などを含む国際的サポートの助けを得て増加した場合、発展途上国は経済回復の中で重要な促進力を発揮するだろう」と指摘している。

世界銀行は、今年の世界経済の成長率はマイナスとなり、2009年のGDPはマイナス2.9%となると予想している。世界のGDP成長率は2010年には2%まで回復し、2011年には3.2%に達するとしている。

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