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1~5月期、中国の工業経済成長率の低下傾向に歯止め
発信時間: 2009-06-23 | チャイナネット

中国工業情報化部が23日発表したところによると、今年1月から5月までに、中国工業経済は成長率の低下傾向に歯止めがかかり、全体としては上昇傾向にあるという。

国家統計局の統計によると、1月から5月まで、全国クラスの大規模工業の付加価値は去年の同じ時期に比べ、6.3%増加した。特に5月は8.9%となっており、4月より1.6ポイント上昇した。

また、工業系企業における利益の低下傾向も改善されており、1月から4月までの利益は去年の同じ時期に比べ、27.9%の減少で、前の四半期より4.3ポイント減少率は低くなっている。

一方、工業製品の輸出額の減少率はさらに拡大している。税関の統計によれば、1月から5月までに、中国の輸出額は去年の同じ時期より、21.8%減少した。そのうち、5月の減少率は26.4%で、4月より3.8ポイント増加した。

「中国国際放送局 日本語部」2009年6月23日

 

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