商務部の姚堅スポークスマンは23日、記者の取材に応じた際、商務部が消費刺激に関する多くの政策や措置を検討していることを明らかにした。

金融危機が始まって以来、国際市場の多くが萎縮するという苦境に直面しているが、中国の国内市場は堅調な推移を続けている。1～5月期、中国の社会消費財小売総額は前年同期比15%増で、物価変動要因を除いた実質成長率は16.4%となった。姚堅氏は、これは中国の消費拡大政策や措置の効果が現れていることを示していると述べた。

「主な原因は２つある。まず、小売ネットワークが改善され、買い物がより便利になったためである。次に、国の所得分配政策の調整、住民収入の増加及び社会保障システムの一層の整備により、国民の消費に対する自信が高まったためである」と姚堅氏は記者に話した。