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経済が底を打ち、第2四半期GDP成長率は8%に
発信時間: 2009-06-24 | チャイナネット

 国家統計局のウェブサイトは23日、「中国経済の成長が底を打ったのは昨年の第4四半期だった」とする文章を掲載した。4月と5月の経済指標と傾向を分析すると、第2四半期のGDP成長率は8%に迫るものと予想され、中国経済が明らかな回復傾向にあることがわかる。

 この文章によると、中国GDPの成長率は昨年、上半期は10.4%、第3四半期は9%、第4四半期は6.8%と推移した。今年第1四半期は6.1%とさらに下がったが、4月と5月の経済指標からは、中国経済が明らかな回復傾向にあることが見て取れる。GDP四半期データの前年同期比で見ると、中国経済は、昨年第4四半期から今年第1四半期に底を打ったと考えられる。関連部門の算出したGDP四半期データの前期比を見ると、昨年第3四半期は2%増、第4四半期は0.1%増、今年第1四半期は1.5%増とされ、第2四半期は2%以上と予想されている。このデータからは、中国経済の底打ちは昨年第4四半期だったと判断することができる。

経済活動の段階を判断するために使われる指標としては、GDPの変動が最も総合的で重要なものとされる。また農業やサービス業が比較的安定して
 

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