おり、GDPの算出が四半期ごとにしかなされないことから、経済周期の変化の判断には、工業生産や関連商品のデータも重要視される。
工業生産の傾向を見ると、一定規模以上の工業企業(国有企業または年売上高500万元以上の非国有企業)の付加価値額は3月から明らかな復調に転じている。3月の月間成長率は8.3%、4月は7.3%、5月は昨年10月のレベルをほぼ回復して8.9%にのぼった。関連部門による四半期データの前期比は、昨年第4四半期で3.4%増、今年第1四半期で3.2%だった。
この文章は、「GDPや工業生産成長の状況、鋼材生産量や発電量などの実物指標から考えて、意外なことが起こらない限り、中国経済はすでに底を打ったと判断することができる。最も困難な時期はすでに去り、今後の経済は安定と発展に向かっていくとみられる」としている。(編集MA)
「人民網日本語版」2009年6月24日
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