記者会見で発言する国土資源部の鹿心社副部長

中国国土資源部の鹿心社副部長は23日、「都市部での建設用地に厳しい制限を加え、1億2000万ヘクタールの最低耕地ラインを確保していく」と述べた。

これは国務院報道弁公室の記者会見で述べたもの。鹿心社副部長はその中で、「去年末までの、中国の耕地面積は1億2100万ヘクタールだった。1999年から2008年まで、中国は土地整備によって耕地面積が224万ヘクタール拡大した。1億2000万ヘクタールの最低耕地ラインの確保のほか、国務院は耕作を放棄した土地を森林に変えるほか、地方の重大な違法土地利用に対し、責任を追及していく。特に、経済成長を口実に土地を徴用することで農民の利益を損なってはならない」と強調した。

「中国国際放送局　日本語部」2009年6月24日