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各国会計基準の統一化が促進 金融危機が契機に
発信時間: 2009-06-30 | チャイナネット

金融危機による脅威に対処するため、各国政府とりわけ欧米の政府は自国の金融監督体制を積極的に改革し始めている。改革の風は各国の会計基準にも影響を与えつつある。米国・中国・日本などの国々は、自国の会計基準を徐々に廃止し、世界統一の国際会計基準を採用していくことを次々と表明している。国際会計監査企業「アーネストアンドヤング」の世界金融サービス部のパートナーを務める李彦韜氏は、「長いプロセスにはなるが、各国の会計基準が世界統一の方向に進んでいることは確かだ」と語る。「国際金融報」が伝えた。

金融危機の発生以来、企業間の買収・再編とりわけ金融分野の買収・再編は頻繁に発生するようになった。「金融企業の多くの買収・再編は世界的に行われており、国を越えた取引はますますさかんになっている。この現象は、各国の会計基準を統一する必要性と緊迫性を強めた。一方、会計基準が統一されつつあることも、世界範囲での合併・買収の発生を促進している」と李氏は語った。

「人民網日本語版」2009年6月30日

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