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初の世界シンクタンクサミットが開幕 |
発信時間: 2009-07-03 | チャイナネット |
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初めてとなる世界シンクタンクサミットが、2日午後に北京で開幕した。このサミットには30以上の世界トップレベルのシンクタンクや約150人の世界の政府要人、ノーベル賞の受賞者、国内外企業の代表など約900人が一堂に集まり、開幕式には中国国務院の李克強副総理やイタリアのプローディ元首相、米国のキッシンジャー元国務長官ら出席した。 今回のサミットは3日間の会期で、「人類の知恵を共有し、共に世界の発展を目指す」をテーマに、メインフォーラムと5つのテーマ別フォーラムが開催される。メインフォーラムのテーマは金融危機と世界経済の展望で、金融危機の発展動向と予測、グローバル化、地域化の影響などの問題が重点的に検討されることになっている。 5つのフォーラムのテーマは、貿易の自由化と投資の利便化の促進、持続可能な発展とマクロ経済政策、金融危機の中での多国籍企業の協力と責任、世界の消費・貯蓄と金融の安全、重大な経済問題とシンクタンクの協力。 李克強副総理は開幕式の主旨発言で以下のように述べた。 「今、世界は、国と国との相互依存が強化され続けており、金融危機が発生してから各国政府は、共に措置を取って具体的な成果をあげている。世界経済発展の将来と挑戦は依然として厳しく、国際社会は引き続き協力の精神を発揮し、相互尊重や平等協商の原則に基づいて協力を強めなければならない」 「今回のサミットは、国内外の有識者のために相互協力のプラットフォームを提供し、皆さんが率直に自分の意見を述べ、幅広い交流を行い、世界経済や中国経済の発展促進、国際金融危機への対応などについて意見を交わしてほしい。私は今回のサミットが皆さんの共同努力で必ず成功すると信じている」 開幕式を主宰した中国国際経済交流センターの曽培炎理事長 「チャイナネット」 2009年7月3日 |
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