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商務部、外資企業の中国での上場を促進へ
発信時間: 2009-07-03 | チャイナネット

 

中国商務部の陳健二・副部長は2日、商務部が現在、関連部門と協力し、外資系企業の大陸部での上場に関する政策の改善を検討していることを明らかにした。優れた外資企業による大陸部での上場を促進するねらいだ。「中国新聞網」が伝えた。

陳副部長によると、投資者の自信を高め、外資の導入を安定させ拡大するため、中国は現在、関連政策の制定を進めている。具体的な措置はまもなく打ち出される見込みだ。

国際金融危機のショックにより、中国の外資導入は8カ月連続で低下した。今年1月から5月までの中国の外国直接投資(FDI)の導入は、実行ベースで340億ドルにとどまり、昨年同期から2割の下落となった。

ただ陳副部長によると、中国の外資導入は17年連続で最大を記録しており、世界の海外投資額全体に占める割合は下がっていない。

陳副部長によると、中国は今後、構造調整・就業拡大・地域発展・省エネ・環境保護などの分野への外資導入をサポートしていく。同時に「安定的で透明な政策環境」「統一的でオープンな市場環境」「規範的で効率的な行政環境」の整備を進め、さらなる外資導入の条件作りをはかる構えだ。

「人民網日本語版」2009年7月3日

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