国家質量監督検験検疫総局が13日発表したところによると、重慶長安フォードマツダ汽車有限公司、一汽轎車株式有限公司はこのほど、2009年4月27日から実施している「福克斯」、「蒙迪欧致勝」、「馬自達3」、「奔騰」のセダン車のリコールで、対象車種を拡大し、総台数1万3097台の追加リコールを行うことを決定した。「国際金融報」が伝えた。
重慶長安の追加リコール対象車は、今年2月16日から4月7日の間に生産された蒙迪欧致勝(2.3リットル)、福克斯(2.0リットル、1.8リットル)のオートマチック車で、総台数は1万1521台に上る。
このほか今年3月16日から5月13日の間に生産された馬自達3(1.6リットル)自動サンルーフ搭載車、馬自達3(2.0リットル)マニュアル・オートマチック切り替え式デラックス車も、総台数394台が追加リコール対象になる。
一汽轎車は2009年3月5日から同30日までに生産された奔騰セダン車の一部を追加リコールの対象者とし、総台数は1182台に上る。
今回リコール対象範囲を拡大した原因は、サンルーフガラス組立体のサプライヤーが遡及可能な製品の管理システムを調えていなかったことで、これにより対象者の範囲を確定するのに影響が出た。リコール対象車はサンルーフガラス組立体の接着がゆるんでガラスが脱落する危険がある。
「人民網日本語版」2009年7月14日